指定した XDF ファイルが FDD にセットされているものとして X68k を起動します。
XDF ファイルを起動デバイスに使う場合、通常はエミュレータや X68000 Z の場合はディスクイメージにそのファイルを設定して再起動、実機の場合はイメージを一旦実メディアに書き込んでからそれを使って起動といった手順が必要になりますが、このツールを使用すると、コマンドラインで指定したファイルを用いて直接起動することができます。
XDF ファイルは、SRAM のメモリ容量設定で指定されている領域外に事前にロードしてから使用されます。メモリ容量は 1MB 単位で指定するため、ドライブ 0, 1 の 2台分の XDF ファイルを置く領域が 3MB (1.2MB * 2 = 2.4MB を 1MB単位で切り上げ)、更に再起動後のシステムが使用する領域が最低 1MB で合計 4MB 以上のメモリが搭載されている必要があります。
使用前に、SRAM のメモリ容量設定を変更して XDF ファイルの格納領域を確保します。
xdfboot -s
を実行すると、SRAM を実メモリサイズより 3MB 小さい容量に設定して再起動します。
再起動後、
xdfboot <xdf file>...
を実行すると、指定した XDF ファイルをメモリにロード後、このイメージが FDD にセットされているものとして X68k を起動します。 ファイルを 1 つ指定するとドライブ 0、2つ指定するとドライブ 0, 1 にそれぞれセットされます。
起動に使われた FDD イメージには書き込みも可能ですが、書き込んだ結果はメモリ上にのみ反映され、元の XDF ファイルには影響しません。
SRAM 設定を元に戻すには以下を実行します。 SRAM のメモリ容量設定を実メモリ容量に戻して再起動します。
xdfboot -r
- 実行前に
xdfboot -sで SRAM のメモリ容量設定を実メモリ容量より小さい容量に変更しておく必要がありますが、X68k エミュレータや IPLROM 1.6 はこの設定変更を検出して設定を元に戻す機能があります。エミュレータは以下の設定を変更することで、この機能を無効にできます。- XM6
ツール(T)-オプション(O)-システムタブで、「メモリスイッチを自動更新する」のチェックを外す - XEiJ
設定(G)-メインメモリメニューで、「SRAMにあるメモリサイズを修正する」のチェックを外す
- XM6
- IPLROM 1.6 は SRAM の設定が実メモリ容量より小さい場合、起動時に
と表示して SRAM 設定を変更するか確認してきます。この場合は
Modify memory size setting from xMB to xMB? (y/n)nを入力して設定を変更しないようにしてください。
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